タイトル |
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著者 |
葵せきな |
イラスト |
てぃんくる |
ページ数 |
文庫判 ページ数:304 |
出版 | 富士見ファンタジア |
定価 | 定価(税込): 609円 |
あらすじ | 同居人は美少女幽霊。同級生は美少女巫女。僕の能力は怜の物質化―。 ファンタジック・ゴースト・ストーリー第2弾 「ケイー! おっはよう! まだ5時だけど暇だからおっはよう!」 布団の上から、美少女幽霊ユウに圧し掛かられ、式見蛍の一日がまた始まる。 「ケイ〜」 「ええい、顔を摺り寄せるな!」 <幽体物質化能力>という激しく使い道の無い能力を持ってしまった蛍。幽霊に触れるし、幽霊も彼になら触れる。 そのためユウは、四六時中、蛍にベタベタ。 そんなある日、蛍は、「可愛い女の子ウェイトレスが売り」のファミレスでバイトをすることに。 そこで出会ったのは、美しく成長した、幼馴染みの女の子アヤ。ユウも、蛍の同級生・鈴音も、面白くなく…。 ファンタジック・ゴースト・ストーリー、ちょっぴりホラーな(?)第2弾!! |
感想 |
評価:A |
今回の話も面白い。個人的に前巻よりツボにはまりました。 全体的には読みやすい展開なのですが、あれ?、とか、違うの?と思わせる文章(叙述トリック?)は秀逸です。 特に衝撃的なラストは、こうくるか!と思わせられました。 特に気に入ったのは新キャラの篠倉綾さん。 こういうキャラクターも大好きで個人的には先輩と同率一位です。 再登場はいつか楽しみにしてます 他にもクラスメイトの泣いた子も気になります。 話の展開ですが……主人公の蛍が完璧にヒロインも兼任していると思います。 女装姿はともかく、そんな特技があれば完璧ですねぇ。 そりゃ幼いころはパーフェクトだ。 星川陽慈くんは、あー、これからどういう方向に進むのか読めないなあ。 エピローグみて爆笑ものでしたが、どう転んでも読んで見たい。 蛍の能力についても若干触れられましたが、これから如何なるんだろう。 説明聞いててもあまり解からなかったし神無家編でもやるんだろうか。 姉は来るっぽいですし、その辺も期待してます。 後は、蛍と鈴音の関係については、どうなんだろ。 これから進展するのか、膠着するのかより、「鈴音ってヒロイン格だったの!?」という驚きがあります。 蛍の家族については結構気になるので次回に期待してます。 |