タイトル

レイン2 招かれざる帰還

著者

吉野 匠

イラスト

MID

ページ数

403ページ 四六判 ソフトカバー 
出版 発行アルファポリス 発売元星雲社
定価 1155 円(本体 1100 円+税)
あらすじ 異世界に存在する大陸、ミュールゲニア。
科学文明の魔手はまだこの地を覆うことなく、廃れつつあるとはいえ、いにしえより伝わる魔法も細々と受け継がれている。
そんな、剣と魔法が支配する世界――
大陸南西部に位置する小国サンクワールは、レインの奇策と皆の団結により、先のザーマイン戦に辛くも勝利を得た。
だが、最終的な勝利は未だ遠く、大国ザーマインとレイグル王の脅威が去ったわけではない。
レインは早速、シェルファを新国王とする国の再建に着手する。
もちろん軍備の再編は最重要課題で、ザーマインの再侵攻にも備え始めている。
しかし、晴れの戴冠式を目前にして、サンクワールにまたしても暗雲が立ち籠める。
新時代の王となるはずのシェルファの前に、新たなる敵が現れたのだ!
シェルファの窮地を救うため、レインは再び青白き魔剣をその手にとる。
その頃、サンクワールの隣国シャンドリスでは、ある一人の英雄がレインに目を付けていた――

大陸南西部に位置する小国サンクワール。国王亡き後、上将軍のレインとラルファスは王女シェルファの戴冠式の準備に追われていた。そして前日、国民へのお披露目のため、馬車で市中をパレードするシェルファ。しかし、王女暗殺を企てる黒い影がその身に忍び寄る―― 剣と魔法の最強戦士ファンタジー「レイン」シリーズ第2弾

 

感想

評価:B

前巻に比べると話自体が完結していないからかいまいちの印象を受けました。

私は一巻で一応話がまとまっている本が好きな所為もあるんでしょうけど、せめて不敗の神将と再開して欲しかったなあ。
まあ、まあまとまっているといえばまとまっているのですが短編分を本編に回して欲しいほど先が見たくてちょっと残念。

それとも戦記ものはこういう感じが主流なのかなあ。
こういう大々的な戦争物、大多数戦闘は本で読んだ事ないので判断できません。

番外編の贈る言葉は結構良かったです。
HP小説のときも思いましたがいいキャラですね、ホーク。古強者は大好きです。
話自体も、下手すると本編よりも面白いです。
これ単体でも完結してるので安心して読めますしね。
アンナはこの後どうするのか、少し気になりますけど本編には出るのかなあ。
まあ多分でないと思うんですけどね、キャラ多いですし。

こういうキャラの数が多い作品は余り好きではないのですがレインシリーズは大好きです。
キャラクターの数が多いとそれだけ個性が薄くなるんでこういう作品余り読まないんですけどこの作品はメインがしっかり目立ちます。
レインのほかにもシェルファやラルファスなんかが特に印象深いですね。

2006年5月17日現在「雨の日に生まれたレイン6」メルマガ受付中ですので、
読みたいのならアルファポリスで登録すれば読めます。
バックナンバーで現在までの内容は読めるので是非!

レイン3は2006年7月下旬頃刊行予定ですので続き楽しみにしてます!

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