タイトル

レイン〈3〉シャンドリス、侵攻す

著者

吉野 匠

イラスト

MID

ページ数

419ページ 四六判 ソフトカバー
出版 発行アルファポリス 発売元星雲社
定価 1155 円(本体 1100 円+税)
あらすじ 異世界に存在する大陸、ミュールゲニア。
科学文明の魔手はまだこの地を覆うことなく、廃れつつあるとはいえ、いにしえより伝わる魔法も細々と受け継がれている。
そんな、剣と魔法が支配する世界――
上将軍の一人、戦死したと思われていたサフィールは、未だ健在だった!
亡き王の遺言書を盾に、無理難題を通そうとする彼に対し、レインとラルファスは結束して立ち上がることとなった。
――国内が割れた。
片や、シェルファ王女を君主に推す、レイン・ラルファス連合軍。

そして上将軍サフィールを中心に団結する、旧体制派――空位となった玉座を前に、かつての味方同士が睨み合う。
時を同じくして、隣国シャンドリスから、女帝フォルニーアがサンクワールを訪問する。
強敵ザーマインに対抗するために同盟を結ばんとする彼女だが、サンクワールの現状を見て野望の火を燃やすこととなった。
シャンドリスの大将軍、股肱の臣たるジョウ・ランベルクの諫めも聞かず……
不敗の神将ジョウ・ランベルクは、ついにレインと戦う運命にあるのだろうか。
サンクワールはここに、隣国シャンドリスをも交えた、群雄割拠の様相を呈しはじめる。――

 

感想

評価:C

うん、何回か読んでも面白いですね。
戦記ものを読んだことないのですがレインシリーズは戦記ものとして分類していいんだろうか?
自分的には今の所そう思っているんですが後々この巻の様な知略戦というか、人間同士というか、んー国単位の集団戦?も見てみたいですね。
……強者同士の戦闘も大好きなんですけどね。

HP小説の時に読んでいますからあらすじは知っているしストーリーに大きな違いはないのですが、
色々な描写が増えていてかなり読み応えがありました。
特にサフィール軍についての描写が足されていた所が嬉しく感じました。

後は短編の『いつかきっと』が好きです。
というかこちらは一応話として完結しているので個人的にこの短編を最後につける形式も悪くないと感じました。
ガサラムさんも味のあるキャラですしね。

あー、まだ出てきていないんですがレインの魔法の師匠の登場が楽しみですー!
出るとしたら本編より前に短編かな?そのエピソードは最後読む前に消えちゃったんでかなり焦らされてる気がします。
メルマガのレインも楽しみですが早く追いついてほしいですね本。

えと、レイン4は今の所11月中旬辺りに発売予定だそうで楽しみに待たせていただきます!

hobbyトップへ。