タイトル

灼眼のシャナS

著者

高橋弥七郎 

イラスト

いとうのいぢ 

ページ数

A6判    ページ数 : 328
出版 電撃
定価 本体570円 + 税28円
あらすじ バースディ・パーティーに出席したシャナを大事件が襲う!? 

ニューヨークの摩天楼で、マージョリー・ドーが激突した強大な “王” の正体とは?
吉田一美の誕生日パーティーに招かれた、坂井悠二とシャナにトラブル発生!?

本編では描かれなかったエピソードが楽しめる、ファン必読の短編集!

 

 

感想

評価:C

この巻は、短編三作と巻末に「狩人のフリアグネ」のコーナーがあります。
それぞれの感想は、

「マイルストーン」
マージョリーさんの過去話。
今巻で唯一戦闘シーンがあるのですが……今回の肝の正義の味方志望のユーリィ少年がなんか、キャラが弱いなあ、と。
この話だけの登場キャラクターでフレイムへイズらしくないフレイムへイズで、まだまだ力を使いこなしていないんですけど、
ならもう少し頭使って活躍して欲しかったなあ、と思いました。
ほら、もっと弱くて(戦力的には)似たような状況の悠二君は頑張っているじゃないですか。そこが少し不満。
後は、いっぱい名前でましたが覚えられません。多すぎ。

「セレモニー」
吉田さんの誕生日話。
いままで出ていなかった吉田さんの弟である健くんが本格的に絡みます。
吉田さん誕生日話なのですが、個人的にヴィルヘルミナや、マージョリーさんの行動や、悠二君の修行風景なんかの方が目に付きました。
ラストのサプライズは流石です。

「キープセイク」
チェルノボーグメインの過去、 九咳天秤入城の話。
九咳天秤って人気あるのかなぁ? 個人的に先代『炎髪灼眼の討ち手』の過去話なんか見てみたかったのですが……。
九咳天秤の内情を語る話にも見えるし、モレクとのほのラブ話にも見える。


個人的に気になる事はほとんど載っていなかったのですが、“銀”が気になりますね。
いったいどんな経緯で零時迷子の中、ヨーハンの中、悠二君の中にいるのか気になります。正体は何だろう?

次の巻はいいところで止まっている長編が読みたいですね。あれからどうなるのか非っ常〜〜〜に気になりますっ!

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