タイトル |
とある魔術の禁書目録(インデックス) |
著者 |
鎌池和馬 |
イラスト |
灰村キヨタカ |
ページ数 |
判型:A6判 ページ数:312 |
出版 | 電撃 |
定価 | 本体570円 + 税28円 |
あらすじ | 期待の新人が贈る学園アクションストーリー登場! 「超能力」が“一般科学”として認知されたアンチ・オカルトの学園都市。 高校生・当麻は、「魔術(オカルト)」の世界から逃げてきたというシスター姿の少女・インデックスに遭遇。 最初は半信半疑だったが、二人の前に本当に魔術師が現れて――!? |
感想 |
評価:S |
舞台は超能力が一般化学として認知されているアンチオカルトの学園都市。 その学園の高校生である上条当麻はある日家に帰ると「魔術(オカルト)」の世界から逃げてきた純白の修道服?を着た少女インデックスに遭遇します。 インデックスは一〇万三〇〇〇冊もの魔道書を持ち魔術結社に狙われていているらしくその追手から逃げるトラブルで主人公である当麻の部屋のベランダに引っかかったらしい。 そういった経緯でインデックスと出会い、関わる事で当麻は「魔術側」の世界に関わります。 二人の前に本物の魔術師が現れ、インデックスを襲ったことから魔術師たちの戦いに巻き込まれていくことになります。 中盤あたりで魔術師であるステイル・マグヌス、神裂火織の2人も『インデックスを救いたい』という想いで生きてきたと知る。 しかしその信念の違いからお互いが協力することなく対立します。 主人公である当麻は右手にあらゆる幻想を打ち消す能力「幻想殺し」を持つ以外は只の不幸少年ですが、様々な手を使い「科学側」ならではの知識でインデックスを救います。 終盤の当麻は正にヒーローでした……。 最後のエピローグではどうなるのか一喜一憂してしまいました。最初から最後まで楽しんで読みました。 ビリビリ娘やチビッコ教師、他にも魅力的なサブキャラが多いです。 途中一人称と3人称がごっちゃになっていましたがこういう雰囲気の文体は好みが分かれるでしょうが個人的にヒットしました。 |