タイトル

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈10〉

著者

鎌池和馬

イラスト

灰村キヨタカ

ページ数

A6判    ページ数 : 376
出版 電撃
定価 本体630円 + 税31円
あらすじ 『使徒十字』 が降臨する時、未来は破壊される――。 

学園都市の全生徒が参加する巨大運動会 「大覇星祭」 が始まった!
運営委員の吹寄制理やチアリーディング姿の月詠小萌、名門お嬢様学校の御坂美琴など、
上条当麻に縁のある美少女たちも、それぞれに楽しい時を過ごす。

しかし、『使徒十字(クローチェディピエトロ)』 という謎の存在がすべてを崩壊させ……! 

 

 

感想

評価:C

大覇星祭でおきたとある騒動の完結編。

とある魔術の禁書目録では一巻で完結していない話は初めてじゃないかな。
話としてはなんていうか、微妙でした。

男三人が頑張っている話なのですがなんていうか二巻続いたにしては盛り上がりに欠けるというか、
先が何となく読める感じで緊迫感がないなあと感じました。

姫神愛沙について語りたい分もあったと思うんですけどその辺もわかりづらくて……。
当麻ともっと仲良くしたくても自分の中で踏ん切りがつかない、
または自分は救われる価値が無い、当麻は自分じゃなくても助けたのでは、
とかの考えを改善したかったのかなあ。
または当麻といえども万能の正義の味方ではないと語りたかったのかなあ、わからない。

この巻で一番びっくりしたのが美鈴が御坂美琴の姉ではなく、母だという事でしょうか。
他には刀夜がこと女性関係において当麻そっくりな青春を送ったということでしょうか。

あとは今後ステイルと小萌先生があったらどうなるのか楽しみです。

次巻、アレイスター氏が本格的に動くかもしれないですし、次巻も楽しみに待ってます。

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