タイトル |
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著者 |
ヤマグチノボル |
イラスト |
兎塚エイジ |
ページ数 |
文庫判 ページ数:264 |
出版 | MF文庫 |
定価 | 609円(税込) |
あらすじ | 才人は使い魔として異世界ハルケギニアに『召喚』されてしまった高校生。 トリステインとアルビオンの戦いの後、ご主人さまであるルイズとともに学院に戻った彼は、女王アンリエッタから騎士に任命される。 誰かに必要とされることで、才人は次第に「こっちの世界でみんなの力になりたい」という思いを強くしていく。 ルイズは、態度こそ今までどおりに邪険にしながらも、「サイトが一番幸せになる方法」を考え始めるが、 敬愛するアンリエッタまでが才人を英雄視していることで、自分が才人に好かれているという自信が持てないでいた。 一方、タバサは母を救い出そうと、単身母国ガリアへと向かい――。大人気の異世界使い魔ファンタジー、第10弾! |
感想 |
評価:C |
今巻はタバサメインでしたね。 外伝でましたし九巻でもなんか怪しかったけどタバサも才人争奪戦に加わるのかなあ? でもこの物語が大きく如何動くのか予測できないな。 このままガリア編なのか、東方にいくのか、それとも他の地域で色々あるのか創造するのも楽しいです。 本編の大筋は皆でタバサを救出しに行く話なのですが、道中のイベントは面白かったです。個人的にマリコルヌが最高でした。 ただ戦闘がいまいち盛り上がらなかったと思います。この作品に熱い展開を求めている人は少ないのかもしれませんがその辺が気になります。 しかし設定的にはかなり出てきましたね。 先住=精霊の力や“大いなる意思” 先住魔法は自然の力を使ったもので、杖が必要な魔法は人の力によるもの。 虚無の使い手は過去幾度か存在し、それが伝承としてイーヴァルディーの勇者等として残った? エルフについては色々単語が出てきましたが、ネフテス老評議会や、聖者アヌビス、行使手なんか出てきました。 エルフも一枚岩じゃないみたいですし、これから味方になってくれるエルフも出てくるのかな? 後はサイトの剣がエルフに届かないところを見るとよっぽど今回出てきたエルフ、ビダーシャルが強かったのか、それともガンダールヴが弱いのか知りたいですね。エルフの平均なんか気になります。 これからどういう展開を迎えるのかわかりませんが、一度本当に地球に戻ったところが見てみたいですね。 過去編でもいいから向こうでの才人も見てみたいです。 |