タイトル

ゼロの使い魔(7) 銀(しろがね)の降臨祭

著者

ヤマグチノボル

イラスト

兎塚エイジ

ページ数

文庫判 ページ数:264
出版 MF文庫
定価 609円(税込)
あらすじ 嘘つき。きらい。きらいよ。

才人がある日突然『召還』されてしまった異世界ハルケギニア。
使い魔として、ご主人様のルイズとともに参戦したアルビオンとの戦いは、ひとまず連合軍――ルイズたちが勝利を収める。
すっかり戦勝ムードでアルビオンとの決戦に備える連合軍だが、才人は先日の戦闘のことを引きずって元気がない。
ルイズは才人を励まそうと、ちょっぴり大胆な振る舞いもしてみるが、才人は上の空。ルイズは拗ねてしまい、
そんな彼女に才人は「俺ふられた!」と思いこみ、またも関係はこじれてしまう。
そこへ、超美少年のロマリアの神官が現れる。ルイズは才人への反発から神官に思わせぶりな態度をとりはじめ……。
異世界使い魔ファンタジー、波乱の第7弾!

ゼロもいよいよ七巻! 今回の見所はルイズがとうとう、「あの格好」します。
あの格好は、僕の口からはいえないので、是非、買って確かめてください。ゼロもとうとう七巻!
今回の見所ツーは、シエスタがとうとうあんなことを! あんなことは買って、確かめてください。(著者:ヤマグチノボル)

 

 

感想

評価:A

今回で長かった戦争編は一応終結かな?
黒幕かなーと思っていたら下っ端っぽいクロムウェルも今回で退場してしましましたし。

はっきりいってこのまま戦記物というか戦争が長引いたら如何しようと結構心配してたんですよね。
ゼロの使い魔シリーズでいままでが殆ど個人戦闘で集団戦闘なんか殆どなかったじゃないですか。
戦記物が嫌いなわけじゃないんですけどこのままだと才人がなんでいるのか分からなく感じちゃうんですよね。
このまま戦争編終結して欲しいですね、後始末ぐらいはいいけど。

内容は後半から一気に物語が進んだという印象が有りましたが面白かったです。

これから関わりそうなキャラクターもどんどん出てきてますしね。
特に気になるのはガリア王、ジョゼフですかね。なんかラスボスチックです。
まあ最後のエピローグで能力の正体ジュリオやシェフィールドの能力らしきものが解りますが色々謎です。
もし虚無の使い手の僕だとしたら行動が良くわかりませんし何時目覚めたのかも不明。
もしかしたら他にも虚無の使い手がいるのかもしれませんが……うーん。
あと四人目の記実は意味ありでしたし、もしそれが『あの方』でジョゼフだったら面白いかも。

話は変りますが才人の能力って本当にムラがありますよね。
今回ラスト三百人近く倒してますし……、しかも真正面からの攻撃でしたしね。
最後のエピローグ結構気になる事がありましたが才人強化するんだろうか。

最後ティファニアというエルフっぽい少女が出ましたし次回は才人視点の話か?
今までと違う環境ですし才人が如何行動するのか、怪我はどの程度で治るのか、何時ルイズと再開するのか、今から期待してます。
なにより初めてじゃないですか?才人が完全に一人で行動するのって。まず如何動くのか今からかなり楽しみですよ。





透明ですが下にエピローグの一文を載せます。
神の左手ガンダールヴ。勇猛果敢な神の盾。左に握った大剣と、右に掴んだ長槍で、導きし我を守りきる
神の右手がヴィンタールヴ。心優しき神の笛。あらゆる獣を操りて、導きし我を運ぶは地海空。
神の頭脳はミョズニトニルン。知恵のかたまり神の本。あらゆる知識を溜め込みて、導きし我に助言を呈す。
そして最後にもう一人……。記すことさえはばかれる……。
四人の僕を従えて、我はこの地にやってきた……。

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